南風(はえ)とは夏を連れてくる、南の方から吹く風のこと。
その情景を写し取ったような格子柄をつくりました。
夏を予感させるブルーとイエローの色使い
チェックならではの色の重なりが楽しめる大きな柄です。
大きな格子のバランスを活かすよう、 身頃つづきのフレンチスリーブにしています。
腕が出すぎない袖丈なので腕まわりもすっきり。
後ろ首元にはギャザーがあり、ふんわりとした印象です。
※お手入れは単品での手洗いをおすすめしております。
(モデル身長162cm 着用サイズ2)
店舗へのお問い合わせの際は下記品番をお伝えください。
品番:FSH24155B
販売開始 4月20日(土)~
ものづくりストーリー
素 材
綿‐100%
サイズ
着丈
バスト
裄丈
裾巾
袖口丈
2
56
102
31
55
36
3
59
106
32
57
37
原 産 国
日 本
*サイズに付きましては製品によって、若干の誤差が生じる場合がございます。
サイズについて
松本店スタッフ 156cm
洛北店スタッフ 167cm
風のように大らかなチェックを作りたい、そんな思いから生まれた南風(はえ)格子。 生地はメイドイン西脇。播州織で有名な兵庫県西脇市にて作っています。 山並みに囲まれた、美しい川が流れる土地です。 まるで、西脇ののどかな風が吹くようなシャツができました。 実はこのシャツ、通常とは違う作り方をしています。 格子と白地の柄の入り方を一枚ずつ同じにする「パネル」という裁ち方にしています。 通常よりも生地にゆとりが必要な、ちょっと贅沢な方法です。 まず柄の入り方を決め、シャツのデザインをします。
2つデザインのシャツに合った柄の入り方を考えながらも、生地を無駄にしない裁ち方で なくてはなりません。 紙の模型を作ったり、あれこれ考えてようやく、生地のデザイン・柄の設計が着地しま す。次は、パネル柄のピッチサイズ出しです。すべて同じよう柄が入るようにしなければなり ません。 左右の脳をフル回転させて、ようやく機やさんにお任せという流れになります。 いわば、逆算型のデザイン方法です。 しかし、制作途中で、生地が予想より短く仕上がってしまうハプニングが! 型紙やデザインをふりだしに立ち戻り再調整。スタッフで円になり相談しながら、 じっくりと手をかけ時間をかけようやく出来上がりました。 また格子柄だからこそ、歪まないよう細心の注意で織ってもらいます。 これは縫う段階でも同じこと。 いつも通りに仕上げるのに、これほど難しいことはありません。 一枚のシャツに、日本のモノつくりの底力が秘められていることを知っていただければ幸 いです。